千葉市動物公園の魅力
立つレッサーパンダ「風太」が全国区の人気者に
千葉市動物公園は、1985年に開園した千葉県千葉市若葉区にある動物公園で、2025年4月に開園40周年を迎えました。約120種、800頭以上の動物を飼育し、広大な園内は約33平方メートルにも及びます。2005年、背筋をピーンと伸ばして後ろ足で直立する珍しい姿で全国的なブームを起こしたレッサーパンダ「風太」がいることで有名です。風太の立ち姿は新聞やテレビで取り上げられ、缶コーヒーのCMにも登場するなど社会現象となり、同園の入園者数は前年度より約15万人増の約80万人を記録しました。現在も風太は千葉市動物公園のシンボル的存在として、多くのファンに愛され続けています。
国内屈指の霊長類コレクションと迫力の肉食獣展示
千葉市動物公園の大きな特徴は、世界の霊長類の飼育に力を入れていることです。大型類人猿のニシゴリラやチンパンジーをはじめ、マーモセットなどの小型ザル、世界で最も美しいサルと言われているブラッザグエノンなど、国内屈指の多種多様な約20種のサルを飼育しており、身体の特徴の違いを比較できるのが魅力です。モンキーゾーンでは、長い手が特長のフクロテナガザルが木から木へと素早く飛び移る姿や、ニホンザルの水浴び姿など、ありのままに暮らす姿を観察できます。また、絶滅が危惧される希少種の繁殖にも積極的に取り組んでいます。
7つのテーマゾーンで多彩な動物体験
園内は中央広場を中心に「モンキーゾーン」「小動物ゾーン」「家畜の原種ゾーン」「鳥類・水系ゾーン」「草原ゾーン」「子ども動物園」「動物科学館」の7つのゾーンが放射状に配置されています。各ゾーンごとに個性豊かな動物を見ることができ、動物の生態を身近に感じながら学ぶことができます。2025年3月には動物科学館が熱帯雨林を体験しながら学べる施設「生命の森 熱帯雨林」としてリニューアルオープンし、より充実した展示内容となっています。
見どころと人気の動物たち
レッサーパンダ「風太」とその家族
2003年に静岡市内の動物園で生まれ、2004年に千葉市動物公園に迎え入れられた風太は、2024年7月で21歳を迎え、人間でいえば80歳をゆうに超える後期高齢者となりました。国内最高齢のレッサーパンダとして、現在も健康管理に気を配りながら展示されています。雌のチィチィとの間に10頭の子どもが生まれ、今では風太の血を引く6世代目の来孫(らいそん)がおり、風太一家は80頭以上に及びます。風太の展示は気温や体調を考慮して行われており、公式サイトやSNSで最新情報を確認することができます。毎年7月5日の誕生日には記念セレモニーが開催され、多くのファンがお祝いに訪れます。
草原ゾーンの迫力満点パフォーマンス
草原ゾーンでは、ダチョウ、ブチハイエナ、ライオン、チーターなど、アフリカの大草原を彷彿とさせる動物たちがのびのびと過ごしています。中でも見どころは、疑似餌を追って140mの周回コースを疾走する「チーターラン」と、上空のワイヤーから吊り下げられた餌に獲物を捕食するようにとびかかる「ライオンのミートキャッチャー」です。チーターの時速100kmを超えるスピードや、ライオンの迫力ある姿を間近で見られる圧巻のパフォーマンスです。なお、夏の間は暑さのため休止されることがあります。草原エリアを見渡せる展望デッキからは、ゾウやキリンを見渡すことができる絶好の撮影スポットです。
動きが止まらない鳥「ハシビロコウ」
鳥類・水系ゾーンでは、「動かない鳥」として有名なハシビロコウを見ることができます。日中の熱帯雨林を再現したバードホールでは、自由に飛び回る鳥たちの姿を観察できます。また、野鳥誘致施設の「大池」では、コガモやカワセミなどの野生の鳥たちが自由に飛来する姿を観察できるのも魅力です。
ふれあい動物の里で動物と触れ合い体験
「ふれあい動物の里」では、直接動物に触れることができる体験イベントが充実しています。乗馬体験(ポニーまたは馬)、エサやり体験、ふれあい体験など、年齢別の体験プログラムが豊富で、小さな子どもでも安心して楽しめます。アルパカ、ヒツジ、ウサギなどの可愛らしい動物たちと近い距離でふれあえるほか、カフェやBBQを楽しめるスペースもあり、大人も子どもも一日中楽しむことができます。
子ども動物園で人気の小動物たち
子ども動物園では、気持ち良さそうに泳ぐフンボルトペンギン、のんびりとエサを食べるカピバラ、テンジクネズミ、オグロプレーリードッグ、ウサギ、ニホンリスなど、小動物たちの愛くるしい姿を観察できます。展示場は小さな島状になっていたり、子どもの目線に合わせて見やすい高さに調節されているなど、細かな配慮が施されています。
リニューアルした動物科学館「生命の森 熱帯雨林」
2025年3月にリニューアルオープンした動物科学館は、熱帯雨林を体験しながら学べる施設「生命の森 熱帯雨林」として生まれ変わりました。好奇心を刺激する仕掛けがたくさんあり、学びの場としての動物園をテーマに、動物の生態や自然保護について深く学ぶことができます。
👨👩👧👦 家族・カップルにおすすめの過ごし方
家族連れなら、まず風太をはじめとするレッサーパンダたちに会いに行き、草原ゾーンでチーターランやライオンのミートキャッチャーの迫力あるパフォーマンスを楽しむのがおすすめです。子ども動物園でペンギンやカピバラなど可愛い動物たちを観察し、ふれあい動物の里で乗馬体験やエサやり体験をすれば、子どもたちも大満足です。リニューアルした動物科学館では、熱帯雨林を体験しながら動物について学べます。中学生以下は入園無料なのも嬉しいポイントで、年間パスポートもあるのでリピーターとして何度も訪れることができます。
カップルには、世界で最も美しいサルと言われているブラッザグエノンをはじめとする珍しいサルたちを観察したり、ハシビロコウの独特な姿を見たり、草原エリアの展望デッキからゾウやキリンを眺めながら写真撮影するのがロマンチックです。ふれあい動物の里でアルパカなど可愛い動物たちとふれあい、カフェで休憩しながらゆっくり過ごすのも素敵です。
千葉都市モノレールの動物公園駅から徒歩約1分とアクセスも便利で、公式アプリ「ZOOFull」をダウンロードすれば、園内の最新情報やマップ、お得なクーポン、動物クイズなどを楽しめます。
📸 写真スポットと撮影のポイント
立つレッサーパンダ「風太」の展示エリアは、千葉市動物公園のシンボル的スポットです。現在は高齢のため立ち姿を見ることは少なくなりましたが、愛くるしい表情を撮影できます。
草原エリアの展望デッキからは、ゾウやキリンを見渡すことができ、天気の良い日は絶好の撮影スポットです。
チーターランやライオンのミートキャッチャーは、動物の迫力ある瞬間を捉えられる貴重な撮影機会です。
フンボルトペンギンが気持ち良さそうに泳ぐ姿や、カピバラがのんびりとエサを食べる姿は、癒しの写真が撮れます。
ハシビロコウの独特な佇まいは、SNS映えする写真が撮影できます。
ふれあい動物の里では、アルパカやヒツジなど可愛らしい動物たちと一緒に記念撮影ができます。
🚗 アクセス・基本情報
所在地:千葉県千葉市若葉区源町280番地
アクセス: 【電車・モノレール】
- 千葉都市モノレール「動物公園駅」下車 徒歩約1分
- JR千葉駅から千葉都市モノレール「動物公園駅」まで約12分
【バス】
- JR千葉駅・西千葉駅から千葉内陸バス「千葉市動物公園駅」下車 徒歩約1分
【車】
- 東京方面から:京葉道路「穴川IC」より約3km
- 市原方面から:京葉道路「穴川東IC」より2km
- 成田方面から:東関東自動車道「千葉北IC」より約7km
駐車場:有料
- 普通車:800円
- 大型車(マイクロバスを含む):3,200円
- 自転車・オートバイ:無料
開園時間:9:30~16:30(入園は16:00まで)
休園日:毎週水曜日(水曜日が休日にあたる時は翌日)、年末年始(12月29日~1月1日)
入園料:
- 大人(高校生以上):800円
- 中学生以下:無料
- 千葉市在住の65歳以上:証明書持参で無料
- 各種障がい者手帳持参:無料
- 団体(30名以上):2割引
年間パスポート:
- 大人:3,000円(何度でも入園可能)
問い合わせ:043-252-1111(9:30~16:30、水曜日や年末年始などの休園日を除く)
公式サイト:https://www.city.chiba.jp/zoo/
公式アプリ:「ZOOFull」(園内マップ、最新情報、クーポン、動物クイズなど)
👍 こんな人におすすめ
立つレッサーパンダ「風太」に会いたい人
国内屈指のサルのコレクションを見たい動物好き
チーターランやライオンのミートキャッチャーの迫力を体験したい人
動物とのふれあい体験や乗馬体験を楽しみたいファミリー
中学生以下無料で何度も訪れたいリピーター
動物の生態や自然保護について学びたい人
ハシビロコウやブラッザグエノンなど珍しい動物を見たい人
🌳 周辺スポットと合わせて楽しむ
千葉市科学館:プラネタリウムや参加体験型の展示が充実した科学館で、動物公園と合わせて学びの一日を過ごせます
千葉公園:四季折々の花が楽しめる都市公園で、大賀ハスが有名です
千葉市美術館:JR千葉駅から徒歩約15分の場所にある、日本の近現代美術を中心に展示する美術館です
加曽利貝塚博物館:日本最大級の貝塚で、縄文時代の生活を学べる博物館です
コメント